私たちが大事にしていること。

1、自分で治す力を信じること

2、じっくり向きあうこと

3、局所ではなく全体のバランスを整えること

4、心も身体もどちらも相互に大事であること

5、女性のライフイベントに合わせて、細やかに対応すること

 

1、自分で治す力を信じること

本来、人間はそれぞれに「自分で治す力」「異物から防御する力」を持っています。

でも、生きていれば 不調は出てきて当たり前。

不調は心身のバランスが乱れたサイン。

時には、自分の力ではなんともならなくなることも。

そんな時に、鍼灸治療を活用してみてください。

鍼灸治療は、身体が本来持っている「自分で治す力」を引き出します。

身体の弱った機能をおぎない、身体の中に余分にたまったものの排泄をうながすように働きます。チャージとデトックスをすることで、体が正しく働くようになってきます。良質な睡眠がとれるようになり、疲労回復ができるようになり、食欲が出るようになり、運動する気力が湧くようになり…そうやって、誰もが持っている自己治癒力を高めていきます。

ですから、肩こりや腰痛といった具体的フィジカルな不調以外にも、

「薬を飲むほどでもないのだけど。」「薬の副作用が怖いから」「なんとなく不調」「疲れやすい」「風邪をよくひく」「疲れをスッキリ取りたい。」「やる気が出ない」「体質改善」といった様々な症状・目的で来院されている方も多くいらっしゃいます。

自然に治る力を高めるに、自然の力を借りることも効果的。自然の力とは、食べ物・季節にあった過ごし方・休息と運動を効果的に取り入れることから得られます。私たちは、院内発行新聞の「ひだまり通信」や治療後に、こういった自然の力を借りる方法をお伝えしています。

2、じっくり向き合うこと

・丁寧なカウンセリング

私たちは初めて治療を受けられる方には、問診票を記入していただいた後、初回カウンセリングを60~90分受けていただきます。それは、患者様それぞれをしっかりと把握し、一人一人に合った治療を組み立てるため。

お一人お一人お身体は違います。それは、現在までの生活習慣・ストレスの度合い・現在までのエピソード(転機)からも影響を受けています。

ですので、私たちは初回のカウンセリングに時間をかけて、症状以外のことも、じっくりおうかがいしています。

カウンセリングを受けていただいている中で、

起こっている症状の原因はもちろん、

どんなストレスに影響を受けやすいか?

どんな環境の変化に影響を受けやすいか?といった

あなたの今の不調がどんなパターンで起こりやすいかが見えてくることでしょう。

そして、何に気をつければ予防できるかがわかり、ご自身でも対策を立てることができるようになってきます。

・体の声をさまざまな部分からきく

私たちは身体全体から発せられているサインをもとに病状を把握します。

問診票では排泄物の内容や朝ごはんの内容などもおたずねしています。

また、東洋医学の古典に基づいて、脈・気色(顔色)・舌診(舌の色や苔をみる)・腹診(お腹を触って反応をみる)・触診(ツボを触って反応をみる)から、身体の状態を把握します。そういった身体のいろんな場所から得られる多くの情報に細かく耳を傾けます。

これは、東洋医学という学問に元づいています。東洋医学は元々、MRIや血液検査といったような検査技術がなかった時代に、発達した学問です。現在のように身体の中を直接見たり、ホルモン値を計測できなかったからこそ、どうやって身体の内部の状況を外側から把握するか、研究されてきた学問と言えます。東洋医学の診察方法は、途方もない年月と多くの検証が繰り返され、洗練され残ったものが現在まで伝えられている方法なのです。この方法で、画像や数値に表れない部分、機能やバランスなども把握できる場合があります。

そういった理由で、私たちは初めて治療を受けられる方からには、丁寧に情報をとっていきます。

体の声は正直で、時には本人様が気にも留めていなかったことも、私たち鍼灸師が読み取っていきます。

 

3、局所だけではなく、全体のバランスを整える

上記のように、私たちは東洋医学のものさしを使ってお身体を見ていきます。その東洋医学は、バランス感覚に長けた学問です。東洋医学的診察で、身体の機能が亢進している場所・低下している場所、余分なものが蓄積されている場所・不足している場所、冷えている所・熱を持っている所 といった相異なる要素(陰陽のバランス)を、頭の上から足の先まで、全身のバランスとして捉えます。

それは、不調の出ている部分(局所)が病気の根本的な原因 とは限らないからです。

もちろん、痛みや痺れといった不調は、その周辺の筋肉疲労や血行不良・神経の圧迫といった局所的な原因で起こっている場合もあります(私たちは、これを専門用語で「経絡の気が滞った」と表現します。)。

しかし、その根本的原因は内臓の機能不全などの陰陽のバランスからきている場合もあります。特に、慢性のコリや痛みや不調は、全身のバランスの乱れから起こっています。例えて挙げるなら、「アレルギー」「風邪」などの免疫の不調や「不眠」「疲労感」「自律神経の乱れ」などのストレス機構の不調、「更年期症状」「月経前症候群」「甲状腺機能の病気」「産後の不調」といったホルモンが原因の不調です。

鍼灸治療では、身体全体的な陰陽のバランスを整えていくことで、体を回復させやすくします。

 

4、心も体もどちらも相互に大事であること

身体のために、イライラ・うつうつ しないことも大事。でも、イライラ・うつうつ してしまう原因は身体の不調にあるのかもしれません。

イライラする・うつうつする・気が滅入る・悲しくて仕方がない・不安・焦り…といった感情や心の状態がいつもと違う状況が続くときは、身体もバランスを崩しています。東洋医学の考えで、「心身一如」心と身体は相互に影響を与えあっている。というものがあります。

あなたがイライラする原因は、人よりも感覚が過敏で多くのストレスを受けやすいからかもしれないし、良質な睡眠が足りていないのかもしれませんし、ホルモンや自律神経のバランスが乱れているからかもしれません。ですから、身体の不調を取り除いてあげることで、心が楽になることも。

心が身体に影響を及ぼすこともあります。感情の切り替え方・物事の捉え方・親との関係性…そういった 考え方のクセや長年の確執が 慢性の身体の不調を作っていることもあります。

私たちは、毎回の鍼灸治療中にもお話を聴かせていただきます。お悩みや感情をお話いただくことで、ご自分の心・考え方クセを発見する機会にもなっています。

 

5、女性のライフイベントに合わせて、細やかに対応すること

女性の体は、月経・妊娠・出産・閉経 といった大きく体が変化するイベントが沢山あります。これだけ体が大きく変化するイベントが沢山ある分、女性は体や心にかかる負担も沢山あります。特にストレス社会で生きる現代の女性は、負担大でトラブルも大きくなりがち。

しかし、それぞれの時期に合わせた体の調整を行なっていくことで、トラブルを軽減させることができます。

私たちの治療院では、女性特有の体の変化に合わせて、治療内容を細やかに変化させていきます。

例えば、月経後にはしっかりとデトックスを促します。妊・産・褥婦さんも週数によって予防すべき事柄が変わってきますので、週数によって、治療内容(使用するツボ・刺激量)を変化させています。

「女性として生まれてきたからには、女性としての体を大事にしてほしい。」と私たちは考えます。

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