患者さまの声・症例9
(逆子の鍼灸・産後の鍼灸)A.I様 35歳
どのような症状で来院されましたか?
逆子。股関節の痛み。足が上がらない。足首の痛み。
鍼灸を受けられていかがでしたか?
妊娠後期の逆子もおかげ様で治りました。
施術中の鍼もほとんど痛みを感じることなく、お灸も初めてだったのでドキドキしていましたが、熱くなれば外してくれます。ずっと心地よく、温かく気持ち良かったです。股関節の痛みもほぼ無くなり、足も上がるようになり、不思議ですが効果を実感しています。またお世話になりたいと思います。ありがとうございました。
担当者からのコメント
第二子の逆子のため、産婦人科クリニックからのご紹介で、来院された方です。初回は妊娠33週目でした。クリニックにて外回転術を試みるも、正転せず、次回の健診で逆子であれば帝王切開の予約を取ろうかというタイミングでした。
逆子以外では、妊娠初期の悪阻(つわり)で入院されていた経緯があります。
逆子の鍼灸治療を2回(初回から4日以内にもう一回)実施し、疲労と冷えに対して重点的に介入しました。その後、健診で逆子が治っていたそうです。
出産後は、足のむくみや骨盤の不安定さ、股関節の痛みのケアのために通院されています。
股関節の痛みについては、妊娠8ヶ月の時点から股関節の痛みをお持ちだったところ、産後は寝返りもできない、車に乗るときに足を手で引き上げないと乗り込むことができない程に悪化されていましたが、1回の「産後の鍼灸治療」で足が上がるようになり、寝返りもできるようになったそうです。
上の子を育てながらの妊娠・出産で、体力も限界に来られておりました。つわりも酷く、食べれるようになってからも、太れない体質で、大変体力面で心配な妊婦さんでしたが、マタニティ鍼灸治療の中で、胃腸の調子も整いやすく、眠りの質も良くなった事で、疲労が改善し、逆子が正転したのではないかと考えています。産後も筋力が乏しいため、骨盤周辺の不安定さが強く出ていますが、毎回の鍼灸治療後は「シャキッとした」とおっしゃって帰られています。