妊活初心者から
「私ってこのままでいいの?」
「他にできることってあるのかな?」と感じているあなたに。
鍼灸治療は、「準備する」というもう一つの方法です。
丁寧なカウンセリングを行いますので、鍼灸治療が初めての方でも安心してお越しいただけます。
こんな症状の方にオススメ
多くの婦人科系疾患・症状が、鍼灸によって改善されていくしくみをご説明します。
鍼灸がよく効く婦人科疾患には下記のような病名が挙げられます。
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基礎体温がガタガタで、高温期が10日未満
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甲状腺機能が不安定で、ぐっすり眠れない
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自律神経の乱れがあり、ホルモン治療の副作用がつらい
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卵管が狭い・子宮筋腫や子宮内膜症・チョコレート嚢腫がある
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股関節、骨盤周囲に痛みがあり、PMS・生理不順・生理痛・排卵痛がある
ひだまり鍼灸院の特徴と効果
東洋医学では、子宮や卵だけを取り出して考えるのではなく、「生理周期を整え、血流を良くし、身体全体がバランスよく正常に機能する」
そういった赤ちゃんを迎えやすく居心地が良い身体づくりをしていきます。
心と体がポカポカで、余裕のある妊活ができるよう、あなたをサポートしていきます。
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月経周期に合わせた施術タイミングの一例
その方それぞれによって重要な時期が多少変わります。詳しくは初回のカウンセリングにてお話させていただいております。
自然妊娠・タイミング法・人工授精の場合
月経期:次に形成される子宮内膜に新鮮な血液が巡ることを目的に、月経の排泄をサポート
卵胞期:子宮内膜を厚くし、卵の成長をサポート
排卵期:排卵・着床しやすい環境づくり
黄体期:子宮内膜をしっかり作り着床を助け、受精卵に栄養を運べる元気な身体づくり。排卵日(タイミング)・人工授精の当日〜5日間の間で1回以上を目安に、各期に1回ずつ月に4回(週に1回・10日に一回)程度通院していただくことをおすすめしています。
鍼の感受性や反応は一人ひとり違いますので、すぐにお身体の変化を感じていただくことが難しい場合もあります。また、鍼灸はお身体への副作用がほとんどありませんが、その反面効果が現れるまで時間がかかる場合があります。
しかし、3カ月~半年ほどしっかり通院していただきますと、約7割の方で身体の改善を感じていただけて、さらに良い成果が期待できます。体外受精・顕微授精の場合
月経期:次に形成される子宮内膜に新鮮な血液が巡ることを目的に、月経の排泄をサポート
卵胞期:子宮内膜を厚くし、卵の成長をサポート大切
排卵期:排卵・着床しやすい環境づくり
黄体期:子宮内膜をしっかり作り着床を助け、受精卵に栄養を運べる元気な身体づくり各期に1回ずつ月に2~4回(週に1回)程度に加え、移植周期には、移植の直前と直後(1〜5日以内)にそれぞれ1、世界各国で「胚移植時に鍼治療を受ける事で妊娠率を上げる(*1)」という研究報告が多く出されています
参考文献
*1 Manheimer E, Zhang G, Haramati A, et al:Effects of acupuncture on rates of pregnancy and live birth among women undergoing in vitro fertilization:systematic review and meta-analysis, BMJ. 2008 Mar 8
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あなたの「冷え」をとことん見直します
「身体の冷え」は自覚のある方もない方も、軽い方も重い方も、妊活されている方なら、一度見直していただきたい身体の不調です。「冷え」は、自律神経の乱れや血流量の低下によって、代謝が落ちている状態。赤ちゃんを迎えるための、ふかふかで暖かく心地の良い子宮環境を目指すために、しっかりとした冷え対策を女性ならではの目線でお伝えします。また、肩こりや疲労も、冷えと同様に、全身の血流が悪化している状態です。そのため、当院では、子宮や卵子の状態だけにアプローチするのでなく、こういった全身の不調に対しても同時にアプローチしております。
特に「冷え」のきつい方は「よもぎ蒸し」メニューを追加できます
冷えのきつい方、子宮筋腫・子宮内膜症・チョコレート嚢腫・アトピー性皮膚炎・生理痛・生理不順・痔のある方は、もともと代謝が低い状態にあります。こういった症状もお持ちの妊活中の方は、妊活鍼灸治療によもぎ蒸しを追加されることで、血流改善効果がより一層アップし、妊活鍼灸治療の効果がより期待できます。 -
西洋医学の不妊治療・漢方薬局との併用も安心
妊娠は健康な身体から。ホルモン剤や体外受精といった不妊治療は、受精の確率を上げますが、身体に与える影響は大きく、心身に負担がかかります。鍼灸治療は、身体本来の回復力を助けます。東洋医学の基本的な身体づくりをベースに、西洋医学の不妊治療に関する知識も有しており、西洋医学の治療の後押しとなるような鍼灸治療を受けていただけます。また、院長は登録販売員の資格を持ち、漢方クリニックでの研修経験もあるため、漢方薬との相性を見ながら鍼灸治療の方針を立てていくこともできます。つまり、通院中の病院や漢方薬局の治療方針に合わせつつ、統合的に介入させていただくことができます。
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月経周期に合わせた鍼灸治療
妊活で問題となるのは、排卵・卵子や子宮内膜の成長といった、月経周期中のどこかのポイントが重要なのではなく、サイクルが滞りなく、きちんと巡っていることが最も重要です。
ですので、当院の妊活鍼灸治療は、女性ホルモンの分泌に合わせて「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つの時期に分け、それぞれの時期の特性(卵子と子宮内膜の成熟と代謝)に合わせて施術内容をご用意しています。継続する事でホルモンバランスや自律神経も安定する事になり、「卵子の質の改善」「子宮内膜の厚さ」にも効能があると報告されており、かつ「月経血に塊が少なくなった」「生理痛が緩和した」「おりものの量が増えた」「冷え症が緩和した」「落ち込んだりイライラするのが減った」など、より女性力を高めて、比較的早い段階で体の変化を感じていただきやすくなります。
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ご夫婦で通っていただけます。
妊活は夫婦で行うもの。女性ばかりではなく、男性側にもできることがあります。当院では、男性側のアドバイスも行っています。また、パートナーの方のご紹介があれば、男性も通院していただけます。
男性側の不妊の原因(精子の成績など)があってもなくても、質の良い睡眠・疲労回復・生活改善は、大きく精子の成績が向上することが分かっています。加えて、男性不妊に対しての施術も行っております。ご夫婦で、ゴールを共有しながら一緒に妊活を進めていくことができます。「日頃の仕事の疲れを癒やし、仕事へのパフォーマンスも上げる」目的で、妊活鍼灸治療を受けていただいております。
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途中で妊娠しても、転院の必要はありません。
「妊娠して終わり」ではない、母子ともに健康な出産を迎えるための連続したフォローをさせていただいております。
私たちは、不妊治療のゴールを、「着床すること」や「妊娠して安定期を迎えること」ではなく、「母子ともに健康で出産できること」と考えています。当院では、妊活卒業後は妊娠中も、途切れることなく鍼灸治療(マタニティ鍼灸)を受けていただくことができます。妊活鍼灸からマタニティ鍼灸・産後の鍼灸治療と、連続して体と心のフォローを受けられている患者さまも少なくありません。
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健康という財産を手に入れる
妊娠がかなわなかったとしても、以前よりも健康な身体とセルフケア力を獲得することで、その後の人生の質を高める財産になります。
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お家でできる「セルフケアのお灸」をお伝えします。
鍼灸治療の効果を維持・アップさせるために、セルフケアでお灸をしていただくようにおすすめしています。お灸をするツボは、体質や排卵周期や治療経過によって変化していくものです。ご希望の方には、治療の後にお灸の場所をマークさせていただいております。
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分かりやすい妊活知識の提供で積極的な妊活を後押し
不妊治療は専門用語も多く、理解が難しく、一般の方から見て自分の治療がどのように進んでいるか分かりにくい面があります。当院では、基礎体温・検査値・妊孕率(にんようりつ)などの知識を持ったスタッフが在籍しております。自分で理解し、自分の意識で選択が決定できるよう、妊活初心者でも分かりやすい配布資料をご用意しております。